「あ~、そうそう。5人ほどが登るゆーてたわ。女の子……誰?昨日廊下で会うた子?」
ドキッとした……れいちゃんの話もまだしてなかった。
「ううん。廊下で会ったのは、れいちゃん。東京の学園で仕事してた時に仲良くなった子。ほら、前にプログラム見せたでしょ?あの子。……そのれいちゃんが同期の娘役のはるちゃんって子を連れてきたの。エレベーターで山に登る子達と出くわして、そのまま合流して……」
義人くんは何度かうなずいた。
「大丈夫ちゃうか?5人の中の1人は毎年拾いに行ってるらしいし、他の子らも愛宕山の千日詣にも行ってたし。」
「……夜遊びのお友達、評判悪いって聞いてたのに、そういう健全な子達もいるのね。」
ついそう言ってしまって、慌てて口を押さえたけど、義人くんは苦笑しただけで怒らなかった。
……ほっ。
「評判悪いのも多いけどな。まあ、色んな奴らと付き合うのも人脈作りというか。炭拾いに行った中には未来の人間国宝になるであろう能楽師とか、超有名料亭の次の女将もおったで。……むしろ、はるちゃん?……にとってもエエ面子やったかもな。」
そうなの?
え~~~……あの子達、どんな顔してたっけ……思い出せない。
「あとで様子聞いておくわ。問題ないと思うけどな。……それより、れいちゃん?プラグラムの写真と別人やん。」
ドキッとした。
「うん。そうでしょ?美人でしょ?これからが楽しみなんだけど……」
どう言おうか躊躇ったけれど、結局そのまま伝えた。
「れいちゃん、義人くんを気に入ったみたい。紹介してほしいって言われちゃった。」
義人くんは無表情になった。
「……へえ。それで?紹介してやるの?俺に、彼女と付き合えって?」
あ、怒ってる……まずい。
「どうしよう?私が断るのも変かと思って。……チケット取るから、観劇に来ないかって。」
判断を義人くんに委ねる。
義人くんは、ふーんと興味なさそうに言ってから、意地悪い顔になった。
「わかった。体育祭と学園祭が終わってからやったら土日あけられるし。もちろん夏子さんも一緒やんな?夏子さんとのデートのついでに会うっていうことやったら、いいで。」
……そう来たか。
まあでも、以前の義人くんなら、怒って帰っちゃったかもしれないようなお願いなのに、上手く折り合いをつけてくれたような気がした。
ドキッとした……れいちゃんの話もまだしてなかった。
「ううん。廊下で会ったのは、れいちゃん。東京の学園で仕事してた時に仲良くなった子。ほら、前にプログラム見せたでしょ?あの子。……そのれいちゃんが同期の娘役のはるちゃんって子を連れてきたの。エレベーターで山に登る子達と出くわして、そのまま合流して……」
義人くんは何度かうなずいた。
「大丈夫ちゃうか?5人の中の1人は毎年拾いに行ってるらしいし、他の子らも愛宕山の千日詣にも行ってたし。」
「……夜遊びのお友達、評判悪いって聞いてたのに、そういう健全な子達もいるのね。」
ついそう言ってしまって、慌てて口を押さえたけど、義人くんは苦笑しただけで怒らなかった。
……ほっ。
「評判悪いのも多いけどな。まあ、色んな奴らと付き合うのも人脈作りというか。炭拾いに行った中には未来の人間国宝になるであろう能楽師とか、超有名料亭の次の女将もおったで。……むしろ、はるちゃん?……にとってもエエ面子やったかもな。」
そうなの?
え~~~……あの子達、どんな顔してたっけ……思い出せない。
「あとで様子聞いておくわ。問題ないと思うけどな。……それより、れいちゃん?プラグラムの写真と別人やん。」
ドキッとした。
「うん。そうでしょ?美人でしょ?これからが楽しみなんだけど……」
どう言おうか躊躇ったけれど、結局そのまま伝えた。
「れいちゃん、義人くんを気に入ったみたい。紹介してほしいって言われちゃった。」
義人くんは無表情になった。
「……へえ。それで?紹介してやるの?俺に、彼女と付き合えって?」
あ、怒ってる……まずい。
「どうしよう?私が断るのも変かと思って。……チケット取るから、観劇に来ないかって。」
判断を義人くんに委ねる。
義人くんは、ふーんと興味なさそうに言ってから、意地悪い顔になった。
「わかった。体育祭と学園祭が終わってからやったら土日あけられるし。もちろん夏子さんも一緒やんな?夏子さんとのデートのついでに会うっていうことやったら、いいで。」
……そう来たか。
まあでも、以前の義人くんなら、怒って帰っちゃったかもしれないようなお願いなのに、上手く折り合いをつけてくれたような気がした。



