「はぁー疲れたー」

「疲れたってお前座ってただけだろ」

「座ってるのが疲れるの！
でも侑哉と隣の席でよかったー」

「別に誰と隣でもいいだろ」

「よくないのー私人見知りするから」

「ふーん」

ふーんって！

「もうちょっと感情こめろよー」

「なんでお前と喋るのにいちいち感情こめないといけねーんだよ」

なっ…！


バシッ


「いってー」

私が叩いた肩を押さえる

「お前そんなんだからいつまでたっても彼氏できねーんだよ」

なにー⁉︎

「あんたも彼女いねーだろ！」

「俺はお前とちがってできないんじゃなくてつくらないの」

「はーぁ⁉︎」