七つ星の約束 ~In The Darkness ~

―― 紅い 星 ――


春の暖かさ 人の温かさ
凍え死にそうなボクに
人の温かさを 教えてくれたのは
紛れも無く キミでした
いつもの笑顔で
「大丈夫よ。」
そう、ボクに届けてくれた


キミを傷付けたのは ボクで
キミを泣かせたのも ボクだった
余裕の無いボクは甘えていた
キミの優しさに…
そして、傷を付けてしまったね…


キミを失って、始めて夜が怖いと感じた
キミが居なくなって、始めて生きる意味を失った

幾度も眠れぬ夜を過ごし
幾日も震える自分を、ただただ自分で抱き締めていた

後悔は常に降り注ぎ、怯えても、逃げ出しても、許されるコトが出来ないのだと知る

キミの居ない季節
これからも、過ごしていくのだと…
虚しさは、春だというのに心は淋しくて、積もり募ってゆく…


あの日あの時の選択は、正しかったのでしょうか…
言葉にしても、伝わらない
言葉にしなくても、伝わらない
今更 キミに許して貰えるハズも無く、ただボクに出来ること
それは、キミの分まで罪を背負いながら生きていくコト

キミに謝るコト出来ないまま
キミに会えないまま
ボクは何処に辿り着くのでしょうか…

一番星見つめ 一粒涙を流した

北極星が キミならば
ボクは 北斗七星になりたい

いつまでも いつまでも
そっと キミを見守り続けたい

許してほしい…
なんて言わない。

だから キミのソバに居させて下さい。

無償の愛を キミに
二度と キミを裏切らないと
誓いたいから…