理玖くん、好きです!


とある日の古典の授業。



「あぁぁ、今日も理玖くんったらイケメンだわぁ。」



基本私は理玖くんに釘付け。


頬杖をついてつまらなそーうに黒板を眺めてる様子が超様になっている。


先生の話よりももちろん、理玖くんのほうが魅力的。


まあ、そんなのは当たり前か。




「ほんとにかっこいい……」



確かにあの瞬間に初めてときめいたけど、よく考えたら顔もスタイルもドストライクなんだよなぁ。







なんて考えていたら。





「誰がイケメンだって?」



ビクッ!!



……声が聞こえてハッとすると、目の前にはどなたかのお洋服が。



じじじじ……っと目線を上げていくと……





「ひぃっ……!」





……はい、先生と目が合っちゃいました。