「梨々香!でもこんなそっけない返事しちゃだめだよ!」
泪は立ち上がりながら目をぎらつかせた。
「せっかく映画誘ってくれたのに、今度ね!なんて返したら脈ナシにみえるじゃん!」
私達は、泪先生の指導のもとで、梨々香の映画行ってもいいよアピールをするLINEを制作した。
なんだか甘い感じがして楽しい。
泪の作る文はストレートじゃないのに、ウェルカムな雰囲気だけは伝わる。
でも、梨々香からは好きってレベルまでは見えないようになっていて……梨々香なのにミステリアスみたいになってる。
これが小悪魔か、と思った。
私も…。
松田さんとのLINEとか相談にのってもらおうかな。
まだ業務連絡以外のやりとりはしてないけど。
