「む? 好きな人がいて、最近その人のことばっかり考えちゃうてぇ?」 「………梨々香ぽいね。」 「めっちゃ梨々香のこと誉めてるしね。」 「いい感じだね。」 「映画見に行こうとか言われてるね。」 一通り読み尽くして、泪は満足そうにスマホを返した。 「梨々香はどうなのぉ? 美香は、かっこいいほうだと思うし応援するよぉ!」 「まー………すきかな!!」 ふー!! と小さく煽ってみる。 あの梨々香が少し照れて、女の子らしい表情をしているから、なんだか嬉しくなってきた。