「うわぁ!ありがと!!」 実際、本当にありがたい。 いつものごとく泪は忘れてるし、日本史の授業はまだ開始15分くらいだ。 「ほら22ページの左!左下のちっちゃい茶色いのみろ!」 なんとなく近くなって、男の子の汗のにおいを感じる。 もちろんバラとかチョコレートのにおいがするわけじゃない。 もちろんそういうのではない。 そういうのではないけど。 嫌じゃない。 ううん。なんか安心する。