ユウレイの話



マスクをつけていないのに、何故か徹は私が風邪をひいているのに気づいた。


そんなことにもドキドキする私はかなりの重症。


「顔真っ赤。」


そう言って自然に私のおでこに手をやる徹。


私はドキッとしながら、思わず玲衣の方を向いてしまった。


玲衣はなんともないように振る舞っている。


だけど、私には分かった。


玲衣は今嫉妬している。