「うわぁ……!」

そこにあったのは、数体の操り人形。
どれも精巧に出来ていて、不気味な程美しい。

「Hello、お嬢さん」

ハッとして振り向くと、そこには
そこの人形と同じような雰囲気を醸し出す、
美しい男性が立っていた。
彼は金色の髪に、方向によって色が変わる目。

悪寒が背中を走る…なぜだろう