燕は、少し考えてから

「未来が何を言いたいのか分からない。

でも、誤解は解いておきたいから 教えて⁇
言いたいこと。」

燕に促されるまま、私は思っていることを言った。

「燕、目が覚めた時 1番はじめに言った人の名前 希美さんだったんだよ。

私を見て、"のぞみ……じゃ…な……い⁇" って言って、

それに、さっき病室で 翔平さんと希美さんの方を見て、悲しそうな顔をしていた。

2つ組み合わせて考えれば、目が覚めて真っ先に出てくるほど好きな人が自分じゃない男の人と結婚するから 悲しんでるのかな……って思って。

それなら、今まで 燕と付き合っていた私は 燕にとっては希美さんの代わりなんだな……って。」

燕はまた、少し考えてから

「正直に言う。
未来が言っていることは的を外したことじゃない。

だからと言って、未来は希美の代わりだ……とか そう言うわけでもない。

少し長くなるかもしれないけど、それでもいい⁇」

頷く私を見て、燕は話し始めた。