「話がある。一緒に帰ろう。」 そう言って呼び出された。 帰り道、いつもの公園でベンチに座った。 「…俺、留学するから。」 「…え?留学?」 「うん。いろいろ勉強したくて。」 それは君と離れるということで。 どうしても頭がついていかなかった。 「…遠距離になるの? 嘘でしょ?」 「…ごめん。遠距離だよ。」 「そんな… もう会えないの?」 「いや。向こうの大学を卒業したらかえってくる。 だから4年後には会えるよ。」 「4年って… 長いよ。」 すぐにはうなずけるわけがなかった。