「君、誰なの?」 そう、私に声を掛けてきた君。 「私が見えるの?」 「見えるも何も、君はそこにいて、僕と話してるじゃないか。」 「まぁ、そうね。」 人と話すのなんて数年ぶりで。 少し心が弾んだのを覚えてる。