「茉莉ちゃん!あたしが亜由だって分かるの?」
何を聞くんだこの人…
「普通に…」
「「凄い!」」
何が凄いんだ?
「じゃ沫荼くん…」
「はい?」
「ちょっと目つぶって!」
いわれたままにする沫荼。
すると亜由さん達が立ち位置をいれかわる。
「沫荼くん!どっちが亜美?」
亜由サンがきいた。
「…こっち」
亜美サンの方をさす沫荼。
何がしたいんだろう…
「「凄い!凄い!」」
またもや凄いという立花姉妹。
「あのね、私達似てるでしょ?だから私達を一回で見分けできる人がいなかったのよね
そしたら茉莉ちゃん達わできたわけ」
亜由サンがようやく説明してくれた。
……そういう事…
沫荼も理解が出来たよう。
「ジェフが選んだだけあるわね…」
亜美サンが言った。
選ぶ??何を??



