「ッ!!--ィッ!オイ!起きろよ綾瀬!」
……誰かがあたしを呼んでる…
「ん~?朝ぁ?あと5分!」
「何いってんだよ!綾瀬!
………綾瀬!」
「…え?沫荼?」
「はい。沫荼くんですよ…」
「なんで?」
「俺だって聞きたいよ…」
ここはぱっとみ、どこかの控室みたい。
…………?
頭の中に《?》がたくさん。
えっと昨日どうしたっけ?
って!昨日!
「拉致られたんだ!」
「そうらしいですよ綾瀬サン」
「ここどこ!?」
「さぁ…」
「なんでこんな事になったの?」
「さぁ…
あ、でも俺が拉致られる時、立花さんがジェフがどうのって言って…!」
「ジェフ!?
てか立花さんて、あたしも立花さんに拉致られたよ!?」
「まぢ?」
「「立花亜」」美」由」さん!」」
「へ?沫荼は立花亜美さん?あたしは立花亜由さん…」
「何がなんだかわかんねぇんだわ、まじで」
「教えてあげる♪」



