初恋涙色

一体、この悩みをどうすればいいのだろう。



やっぱ、嘘をつくのは苦手だし下手くそだし……。


栞に相談したい。


「栞、やっぱ、聞いてくれない?」


「もちろん。何があったの?」


丁度、自習の時間で先生がいないからよかった。



「七海が、瑠衣のこと好きなんだって。あたし、応援しなきゃいけないからさ?極力瑠衣を避けたい。でも、瑠衣はあたしと帰りたいとか言うし……諦めきれなくなっちゃうんだよね。」



「いいじゃん。好きでいても。友達同士が好きでいるのに、なにか問題あるの?七海とあんたは、それだけで壊れるもろい友情なの?」



「違う……。」


あたしたちは、きっと、もろくない。



「じゃあ、打ち明ければ?七海に。」


それが、簡単にできればいいのに……