駅前に息を切らしてつくと沢山の人がいるはずなのに


瑠衣だけ輝いているように見えた。


淡いピンクのシャツにカーディガンを来てその上に薄着のジャンパーをはおって下はジーンズ



多分、瑠衣はなに着ても似合うんだと思う。



あたしの、かんだけど。


「ごめん!待った??」


鏡がほしい……。だって、崩れてそうだし。



「ううん。待ってねぇよ。行こうぜ。」



「ねぇ、どこ行くの?」


あたしが聞くと瑠衣はニヤッと笑い


「水族館!」


って答えた