初恋涙色

「今日は、ありがと!栞。栞がいると安心感がわくよー!」


「うん。別に。明日、頑張りなよ?多分、瑠衣も同じ気持ちだろうし……」


なにいってんだか!あたしの、一方的な片想いだよ。きっと。


瑠衣は意外とモテたりするし……


まぁ、最近聞いたんだけど。てか、知ったの方が正しいかなぁ。



「ね、ねぇ、あれって、花音さんじゃない?」


へ?今日は透とデートなんて聞いてないけど。


「あ、ほんとだ。あ、え!?他の男といんじゃん!それも二人きり!」


一応写真におさめておいた。


ちょっと……どういうこと?透たちどうなってんの!?


「あのー!花音さん!今日は透くんとデートじゃないんですかぁ?」


ば、ばか!栞!なに聞いてんの!!


「え。あ、栞さんだっけ?透?あーあの、まぁまぁイケてるやつね?別にいいじゃなぁい。透よりもこっちの方がいいし。透って何かと誰にでも優しいじゃない?覚めたわ。
それに、私たちが付き合った理由はねぇ……」


あたしと、バチっと目が合うとニヤッと笑ってきた。


こ、わい。



「まぁ、理由なんていずれわかるわよ。」


そう言って去ってった。



って言うのは都合の言い話。


去っていこうとしたとこをあたしは花音さんの頬を平手打ちした。