「……美月。なんだよ。話すことないから帰っていい?てか、彼氏に心配されんだろ。」


そんなっ……冷たく言い放さないで……



「待って!聞いてよ!あたしは、透のこと好きじゃない!あたしには、別に好きな人がいるの。あの、キスは事故なの。したくて、したんじゃない。あたしは、透が好きじゃないよ……瑠衣……」




ずっと、言いたかった言葉



瑠衣は何を思って聞いてくれてる?


また、あたしの隣で笑って欲しい。


だって、大好きだから!