初恋涙色

あたしたちは、もう五分くらいこの状態。


な、なんか話しかけた方がいいのかな。


でも、なんて!?


『今日はいい天気ですね!』とか?

でも、そんな沈黙を破ったのは向こうだ。


「あのさ、泣くのはいいんだけどさもっと静かに泣いてくんね?俺、寝れないから。」


は?え。この人自己紹介とかじゃなくて文句いった?言ったよね!


なんか、ぼーっとしてたせいで授業始まってるし‼


「あ、えっと、ごめんなさい。でも、でも、あなたも、どうかと思いますよ?挨拶くらいしてからとかじゃないんですか!?」


あたしがいい終えると眉間にシワを寄せていた。


なんか、やばい?


「は?お前さ勝手に入ってきてすぐ泣いたんだぜ?俺、かなりびっくりしたからな?」


よく見るとピアス開けてるし……


意外とかっこいいし。

なにこいつ。