初恋涙色

「ん。戻ってくんのおせーよ」

さっきのことがなかったかのように陽太は、あたしに普通に接してくれてる。



「ごめん。風に当たってたの。」


「はぁ。さっきから、俺は美月のごめんしか聞いてねーぞ?ほら、明日のレクリエーションのためにも寝るぞ!」


「ごめ……じゃなくて、ありがとう」


きっと、陽太は、無理してる。それはあたしでもわかる。


ごめんね。ありがと。


「あ……七海!さっきは……ごめん!」


「あんた、陽太に言われたばっかでしょー?謝りすぎ!もうっ!いいから。気にしないで!それよりも寝よう‼」


本当に本当に優しすぎだよ……。ありがとうみんな……。


いや、透以外!