初恋涙色

「もー!うるさい!ほら、戻ろ。七海!」


「うん。そうだねー!じゃあ、またねー!」


はぁ……。この先、何が起こるのか予測不可能すぎるよ。


もー!



野菜を切ってから鍋に入れてグツグツ煮込む。


あとは、男子のご飯を待つだけなんだけど……。


遅いなぁ。


「美月~!男子、遅くない?うち、見に行ってくるよ。」



七海も気づいたらしくあたしは鍋を見なきゃいけないから七海に任せて鍋の様子を見ていた。