今年の春高校生になった

地元からは少し遠い学校へ通っている

特にこれといった理由はなかったが

地元から出てみようと言う好奇心から

後は....


ちょっとした癖というか

どうしても私は




嘘をついてしまう


それは親に対しても
友達に対しても兄弟にしても

誰でも関係はない



人生嘘をついた方がうまくいく時もある

つきすぎると疑われる

程よい調和で成り立っている


私が嘘をつくようになったのは

物心がついた幼稚園の頃からだった




私の両親は実は小学生の頃事故で亡くなっている

そんな両親の教育はとてつもなく

酷かった


子育てなんてそんなものではなかった

母がよく私に言ったのは

「笑いなさい」

この言葉だった

「嘘でもいいから笑いなさい」

父と母は私にまともな教育をしてはくれなかった

衣食住には不自由なかったが

私は孤独だった