海色の恋、甘い時間

「俺、もう、うみに近づかない……。
今も避けられてるし……。

部活もやめよっかな?
もう、うみが嫌なこと、しない……」

泣き出しそうな顔で笑って、頭をかく黄原君。

「どうせバスケ部は、うみと一緒にいる時間を増やしたくて入っただけだし。
うみがマネージャーだって知ったから、入っただけ。

俺、本当はバスケ苦手なんだ。
全然上達しないし、高校デビューだし。

辞めて、バイトでも、しよっかな」