海色の恋、甘い時間

「青葉さん、考え事?」

「あ、うんまぁ……」

お昼休みの始め、鈴木さんがうみちゃんにそう、尋ねた。
朝、黄原君にしてたみたいに、質問攻めにしないといいんだけど……。

わたしは一人で自分の席で、お弁当を広げる準備をしていた。
いつもならうみちゃんと中庭に出るんだけど、一人で行ってもね。

「ならお昼、桃瀬さん連れてって良い?」

「え? あ……」

鈴木さんの言葉に、うみちゃんはわたしを見て、やってきた。