海色の恋、甘い時間

「バカ!」

その時、屋上の入口から大きな声が聞こえた。

「う、み、ちゃん……?」

どうして、ここに?
部活は……?

「黄原のバカ!」

「うみ……。
あ、じゃないな、青葉……さん……」

うみちゃんは、ずんずんとわたし達に近づいて来る。
黄原君の前に立つと

パンッ!

思いっきり彼にビンタした。