ヒーロー女子





「ごめんね、知らなかった」


「いや、別にいいよ…で何で1人なの?」


「それは…1人の方が楽でしょ?」


「楽?」


「うん。人に気を遣うこともないし、自分のことだけ考えてればいい。だからずっと1人だった。でも…」





でも…





「でも?」


「でも、それと同時に羨ましかった。友だちと一緒に笑い合ってる子たち。彼氏と話してる子たち。失恋して慰め合ってる子たち。その子たちがすごく羨ましかった」





ずっと1人でいることで感じてた気持ち。


それは“孤独感”





「私は小、中ってずっといじめられてた。だからもう嫌だった。人を助けようとしたのに逆にいじめられて1人になるのが。

それならいっそずっと1人がいい。そう思ってた」