階段を下りたところで何かが聞こえてきた。 「っ…ぐ…」 泣き声…? 気になって声のする方へ行く。 図書室…誰がこんなところで? 声の主に気づかれないように静かに入る。 「う…ひっく…ぐす…」 窓際の席に座って泣いているのは…風ちゃん。 「うぅ…っ…」 「…なんで泣いてるの?」 風ちゃんが驚いた顔で振り向く。