そんなことにショックを受けてその年も話しかけられなかった。 でも俺にもチャンスが来たんだ、話すチャンスが。 嬉しい半面悲しかった。 俺にとってはチャンスでも彼女にとっては悲劇の何ものでもないから… 「俺、先行ってるから雅もすぐ来いよ」 「あぁ。すぐ行く」 壱成と屋上でご飯を食べる約束をした後、用事を、頼まれていた俺は終わらせてから向かった。 ーギィ 屋上の扉を開けた後驚いた。 抱きあっている壱成と壱成の彼女、音羽ちゃん。 その奥に大好きなあの子がいたから。