壱成が会ったと言った日から彼女の姿がない日はなかった。
この時から嫌な予感はしてたんだ…
それから卒業するまで話しかける勇気なんてなくてそのまま卒業した。
高校は壱成と同じ所を受けた。
そうすればまた会えるような気がしたから。
次の年、入学式で姿を見つけた時はすごく嬉しかった。
今度こそ話しかけるぞって意気込んで…
でも次の日壱成と登校して彼女の姿を探していたら窓からこっちを見てたんだ。
俺じゃなくて…壱成を。
すぐ分かった。壱成が好きなんだって。
だって壱成を見る目は俺が彼女を見る目と同じだから―――

