ヒーロー女子





「な、中庭見て!」





中庭…?


とりあえず言われたとおり見てみると





「…!」





中庭の隅のほうで昨日の女の人と笑い合ってる雅先輩がいた。





「風ちゃん行かなくていいの?」



「…いいよ」





あの人は雅先輩の彼女かもしれない。


それなら私が行ったって邪魔になるだけ。





「何言ってんの!?好きなら行きなよ!気持ち伝えに行かなきゃ!」





大きな声を出すから教室中の注目の的になる。


それでも止まることのない華ちゃん。