草川さんはニコリと笑って接客していた音羽は小さい声で“来た!”なんて言っている。
「お待ちしていましたニャ、ご主人様〜」
顔が引きつっているかもしれない…
でも最初はこれを言うことになっている。
「おっ!超可愛いじゃん!」
お客さんはちょっとヤンキーのお兄さん。
「猫ちゃん」
「はい、ニャンですかニャ?ご主人様」
「近くね?」
そうなのです。
ご主人様との距離は数10センチあるかないか。
私も嫌だけど…けど!草川さんにこうしろって言われたんだもん!
「そうですかニャ?もしかして…ご主人様は嫌ニャンですかニャ?」

