ヒーロー女子




「俺、荒谷だよ」


「あ、荒谷君か!」


「おいおい、忘れんなよ?」


「ごめんごめん」


「ま、いいけどさ…さっきはありがと」


「ううん、大丈夫!」


「矢咲って…意外と喋りやすいんだな」 


「そう?」


「うん、何か少し丸くなった感じ」





じゃあ前は尖ってたのかな?


…でも自分でも思うんだよね、最近は前より人に関わるようになったな…って。





「そっか、ありがと」


「おう!それに笑うようになったしな、明日の接客も笑顔でよろしく!」





そう言うと自分のいた場所に戻っていった。





「明日の決まったぞ!」





ザワザワと騒がしかった教室が静かになる。





「えっと明日の前半は今日の後半の奴らな。裏も呼び込みもな。


で、明日の後半は今日人気だった人と早川と矢咲」