雅先輩の驚いたような声。 女の子たちは私を睨んで微動だにしない。 先輩ごめんなさい。 心の中で謝ってからスルリと雅先輩の首に抱きつく。 「えっ、ちょ…」 戸惑う先輩の耳元で女の子たちに聞こえないように 「先輩…すみません。少し我慢してください。あ、腰に腕を回してくれると助かります」 コソッと言う。 フッた人の腰に腕を回すなんて嫌だろうけどこの子たちを追い出すにはこれが1番手っ取り早い。 「ちょっと!!あんた雅様に何してんのよ!」