「ごめんなさい
翔真とは付き合えない」


神崎はつらそうな顔をして言った


「うん、知ってる…」


俺は神崎を離した


「翔真なら大丈夫!
きっと素敵な子が見つかるよ

あと……と、友達じゃダメかな
翔真とはずっと友達としていたい
あ、でも嫌だったらいいんだよ?
翔真の好きなように…」



神崎は必死だった


こんな神崎見ていたら涙も引いた
むしろ笑えてくる

人のことばっか心配しやがって



お前のことはどう頑張ったって
嫌いになれそうにないわ(笑)