彼氏の作り方


翔真side


俺は神崎に告白した

すると神崎は嬉しそうな顔した


俺が一番好きな笑顔だ



その笑顔を一番近くで見ることができない…

俺は龍太には勝てない…

どんなに好きでも俺の恋は実らない…


ははは……
俺は幸せになれないのかな



ぴた…

俺の頬に少し冷たいものが優しく触れた

冷たいけどどこか温かい



神崎の手だった




「翔真? 大丈夫?」


神崎は俺が苦しんでるのに気づいてるみたいだ