涙味CANDY

もう、誰を信じたらいいの。

誰を頼ったらいいの。

何もかも終わらせてしまいたい。

「なぁ……」

「ん?」

私の声は鼻声だ。

ブレザーを頭から被っていても、泣いているのはバレバレだ。


彼は、私をギュッと抱きしめて、耳元で囁いた。

「……助けてほしいか?」