猫柳の咲く季節に




「私で良ければ…」


「やった!じゃあ、永瀬の行きたいところでいいよ」


私を優先してくれるんだ…


見かけによらず、優しい一面もあるんだな…


「でも私…行きたいところとか、特にないから、入谷くん決めていいよ」


「うーん…、そう言われてもなぁ」


腕を組んで悩む入谷くん。


「そうだ!2-3のカフェ美味いって、先輩が言ってたから、そこ行ってみる?」


「うん…!行きたい」


入谷くんは優しく微笑み、私を先導してくれた。