猫柳の咲く季節に



教科書も、ノートも、かばんから出して、部屋の壁に投げた。


傷がついても、怒られても、私は決してやめることはなかった。


ただ、何も考えずに暴れてまわった。


そして、ぐちゃぐちゃな部屋の真ん中で、1人座り込んで笑う。


力のない、無感情の笑み。


何が面白いのかも分からないまま、笑い続けた。


そのときが1番、楽しかった。


気を使わなくていい。


何も考えなくていい。


空っぽのまま生きていくのが、ものすごく楽だった。


これからも、こうやって過ごしていこう。


私の信念は、誰にも曲げることができない。