蒼い星で恋をする



そうやって落ち込みぎみな時、

私はいつも空を見上げる。

晴れ渡った空を見るだけでも、

少しマシな気分になるから。



ゆっくりと空に目を移すと、

雲一つない晴天のはるか上空に、

飛行船まで飛んでいた。



「すごいなぁ、飛行船」



空を飛ぶものって、

何でか魅力的に感じてしまう。



単純だけど、晴れた空に浮かぶ

飛行船を見ていたら、

結構テンションが上がってきた。



きっと今日はラッキーデーだ!

絶対なにか良いことある!



「よしっ!」


秋空の下、私は自転車をかっ飛ばした。