「…えー…おかぁ~、フガッ!」



とりまお母さん呼ぼうかと口を開くと、見事に謎の男が私の口を手で押さえてきました。

…靴下、濡れて気持ち悪くないの?



「黙ってろ!クソッ!」



そのまま小脇に抱えられて、あっという間にお風呂場から寒い寒い室外に。

つまり、

あれだ、誘拐されちゃった。