吐いたり、髪の毛が抜けたり
俺の容姿はどんどん病気に蝕まれて行った

「こんな俺に黎蘭、会いに来ないよな・・・」

だから、黎蘭にはずっと黙ってた。

医者から外出許可が出た時は必ず学校に行き
黎蘭や彰人に会いに行った。

「祐希!何やってるのよ!会いたかった(泣)」

「ごめんな黎蘭・・・でも、大丈夫だから!」

「お前ほんとに大丈夫なのか?」

「彰人、心配かけたな!」

しかし、彰人はこの時に感ずいたかも知れない

俺が何かを隠してる事を・・・

それからというもの俺は病院を出たり入ったりしていた。

しかし、1ヶ月後に事態は急変した。

何も食べれなくて食べても吐くだけ。

だんだん体力が無くなり、ベットに寝たきり状態。

俺はもう自分がダメだと思い、彰人を
病室に呼んだ。