そう思っていると彰人が、

「あっ、あいつ・・・おい!祐希」
「なんだよ彰人?」

呼ばれた方を見るとそこには1人の
女の子が立っていた。2人は見とれていると

「ねぇー、彰人!こっちに来るよ!?」

彼女は2人の前で止まり
「ごきげんよう!私は神風黎蘭と言います
よろしくお願い致しますわニコ」

すると突然祐希が黎蘭に向かって、
脳天気なことを言った。

「あの・・・まだあって間もなすぎるけど
俺と付き合って下さい!」

「おい!祐希!」

飽きれて彰人は少々キレ気味で祐希に
言っていると、

「こんな私で良ければよろしくお願い致しますわ!」と

あっさりOKされた。

正直にいうと黎蘭以外の2人は
驚きを隠せなかった。

なんと黎蘭も祐希に一目惚れしてたらしい

それを聞いた祐希の心の中はまるで
カーニバルのようだった。