読み終わった黎蘭の目から涙が
ポロポロとこぼれ落ちてきた。

「祐希は、自分には時間が無い事に
気付いていたんだよきっと・・・」

すると黎蘭は立ち上がり空に向かって

「絶対生きるよー!だから見守ってね!」

と、叫んだ。
叫んだ後に黎蘭は空に向かって
うんと返事をした。

彰人は頷いた理由がわからなくて
ポカーンとしてたが、

黎蘭には分かっていた

「見ててやるよ!」

と、祐希が返事してくれた事を・・・



END