それから1ヶ月後にあいつは
この世を去った。

医者からはこんなに生きてたのは奇跡に
近いと言われていた。

俺は病院を出て黎蘭に知らせようと
学校へ急いで向かった。

向かっていた時に一筋の涙が出てその瞬間
俺は大泣きした。

走りながらずっと泣いた

親友が居なくなるのはこんなにも
悲しいのかと初めて思い知らさせた。

それから学校に着いて必死で黎蘭の姿を
探し回り、姿を見つけ全てを話した。