保健室の壁時計は18時を指していた。
(今週も終ったー)
終礼の為職員室に向かおうと保健室を出ると廊下の窓が開いていて外から人の話し声が聞こえて来たのである。
美鈴は立ち止まり窓の外に目を向けると駐車場に皇輝と綺麗な女性がもめているのが見えたのであります。
「お願い、お腹に赤ちゃんが居るの」
(嘘…)
「嘘をつくなよ!」
「本当よ本当に赤ちゃんが居るの私この子を産みたいの」
「俺には関係無い!産みたきゃ勝手に産めば良い」
「そんな事言わないでこの子を父親の無い子にしたくないお願いだから」
皇輝はすがる彼女を振り払い校舎の中へ入って行ってしまったのである。
(どういう事…彼女は居ないって言ったのに…嘘だったの…赤ちゃんって…)
寮に戻っても私はさっき見た事が頭から離れず食事も喉を通らない。
「…すず、美鈴!」
「え?真奈美なんか言った?」
「どうしたの?ボーとして何かあったの?」
「別に何にも無いよ」
「嘘!美鈴が好きなトンカツぜんぜん食べてないじゃん」
「あ…うん、さっきパン食べたからお腹空いてないだけ」
「大食いの美鈴がパン食べたくらいで好きなトンカツ食べないわけ無いじゃん」
「本当に何でも無い…ご馳走様、先に部屋に戻るわ」
部屋に戻ると置きっぱなしにしていた携帯電話の着信を知らせるランプが点滅していたのであります。
「皇輝からだ…」
(今週も終ったー)
終礼の為職員室に向かおうと保健室を出ると廊下の窓が開いていて外から人の話し声が聞こえて来たのである。
美鈴は立ち止まり窓の外に目を向けると駐車場に皇輝と綺麗な女性がもめているのが見えたのであります。
「お願い、お腹に赤ちゃんが居るの」
(嘘…)
「嘘をつくなよ!」
「本当よ本当に赤ちゃんが居るの私この子を産みたいの」
「俺には関係無い!産みたきゃ勝手に産めば良い」
「そんな事言わないでこの子を父親の無い子にしたくないお願いだから」
皇輝はすがる彼女を振り払い校舎の中へ入って行ってしまったのである。
(どういう事…彼女は居ないって言ったのに…嘘だったの…赤ちゃんって…)
寮に戻っても私はさっき見た事が頭から離れず食事も喉を通らない。
「…すず、美鈴!」
「え?真奈美なんか言った?」
「どうしたの?ボーとして何かあったの?」
「別に何にも無いよ」
「嘘!美鈴が好きなトンカツぜんぜん食べてないじゃん」
「あ…うん、さっきパン食べたからお腹空いてないだけ」
「大食いの美鈴がパン食べたくらいで好きなトンカツ食べないわけ無いじゃん」
「本当に何でも無い…ご馳走様、先に部屋に戻るわ」
部屋に戻ると置きっぱなしにしていた携帯電話の着信を知らせるランプが点滅していたのであります。
「皇輝からだ…」

