「よろしく…」
次に隣に座った人は、かなり暗めである。ま、いいんだけどねー。
無駄な話しなくても済むし。
人間おもろいなぁ。
いろんな人おんねんな。
誰やったっけ、この人。名前覚えてへん。
前のカップルをちらっと見ると、よしこちゃんと茶髪の可愛い系男子が盛り上がっていた。
これは、抜けるな…
「吉野さん、楽しんでる?」
「あ、はい。」
やべー、この人の名前わからんのやけど!!
「名前もしかして、忘れた?」
げ、ばれてる。
「つーか、ネコかぶんなよ、あんた。」
「は…?」
もしかして、こやつ、メガネとボサ髪のせいで、ひねくれちゃった系男子とか?
「ひねくれてねーよ。」
なにこの人、エスパー。だったら、名前も飛ばしてー。
「エスパーちゃうけど、俺、佐藤。」
「ひぇっ!!!」
一気に注目を集めて、我に返った。
まずい。
「すいませーん。」
となりの佐藤が私の腕を掴んで座らせる。私も微笑ですみませーんと言った。
注目回避完了。
「お前、もう飽きただろ。抜けるぞ。」
もう抵抗しても無駄だ。
次に隣に座った人は、かなり暗めである。ま、いいんだけどねー。
無駄な話しなくても済むし。
人間おもろいなぁ。
いろんな人おんねんな。
誰やったっけ、この人。名前覚えてへん。
前のカップルをちらっと見ると、よしこちゃんと茶髪の可愛い系男子が盛り上がっていた。
これは、抜けるな…
「吉野さん、楽しんでる?」
「あ、はい。」
やべー、この人の名前わからんのやけど!!
「名前もしかして、忘れた?」
げ、ばれてる。
「つーか、ネコかぶんなよ、あんた。」
「は…?」
もしかして、こやつ、メガネとボサ髪のせいで、ひねくれちゃった系男子とか?
「ひねくれてねーよ。」
なにこの人、エスパー。だったら、名前も飛ばしてー。
「エスパーちゃうけど、俺、佐藤。」
「ひぇっ!!!」
一気に注目を集めて、我に返った。
まずい。
「すいませーん。」
となりの佐藤が私の腕を掴んで座らせる。私も微笑ですみませーんと言った。
注目回避完了。
「お前、もう飽きただろ。抜けるぞ。」
もう抵抗しても無駄だ。

