ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊

「花。
おまえが……。
俺にとって“特別”な女の子だからだよ……」



そうささやいた次の瞬間、俺は、大熊さんにキスをした。



「名前で呼んでほしいのも。
からかいたいのも、いじめたいのも。
もちろん、俺がかわいいと思うのも。
全部全部……おまえだけ」



「……っ」



大熊さんの瞳を至近距離でのぞきこみながら、瞳を甘く光らせる。



「それは、どうしてだかわかる?」



わざと挑発的な視線を向ける。



「わ……わから……ない」