ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊

と言いながら、大熊さんの頬を両手で押さえる。



「言われなくても、この顔は。
おまえにしか見せてねーよ。
つか、おまえにしか見せねーよ」



「……え?」



「だーかーら。
俺が意地悪するのは、おまえだけ。
俺が、優しくするのも、おまえだけ。
この意味わかる?」



「え?」



俺の言葉に、何度も“え?”と疑問の言葉を口にする大熊さん。



「わからないなら……。
教えてやろうか?」



俺は、大熊さんの頬に手を添えたまま、斜めに顔を近づけた。