ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊

すると……。



「湊っ!!」



半ばやけくそといった感じで、大熊さんは俺の名前を大声で叫んだ。



「おっと、花ちゃん。
ココ、図書室」



そんなことは、すっかり忘れているらしい。



握った大熊さんのひとさし指を、大熊さんの口元にあてる。



「今度は、もっと小さな声で言ってみて」



「…………」