ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊

負けるもんか! とでもいうように、目を見開いて、俺の名前を呼んでくれた。



「そんなの、簡単っ。
湊くんっ!」



――でも、おしいな。



「湊……“くん”じゃなくて。
み・な・と。
ほら、もう1回」



呼び捨てじゃなきゃ、許さないから。



そんな気持ちをこめて、



“チュッ”……と。



大熊さんのひとさし指にキスをする。